【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第17章 それぞれの鍛錬
□心太戦争
杏『!!動くなっ!!
ぁあ!!もう辛抱ならんっ!!!』
「や、やだっ!無理矢理は辞めてっ!」
杏『待っていても!!!
いつまでもはぐらかすだろう!!!』
「ダメっ!杏寿郎っ!!ほんとにっ!!」
心太を食べさせようとする杏寿郎。
意地でも食べたくない。
(唯一の嫌いな食べ物が心太らしいよ。)
ギリギリと2人はつかみ合うが、
どうにも2人の言い方がおかしい。
宇『う、うわぁ…。』
し『………地獄絵図ですね。』
ついには大嫌いな心太の匂いで
涙を流し出す。
好き嫌いはダメだ、一口でいいから食え!
と諦めない杏寿郎。
「ふえっ、やっ、やだぁっ!!!!」
杏『やだぁ。ではない!!口を開けろ!
俺が突っ込んでやる!!ほら!!!』
「んっ!?ぅ”っ………。」
吐き出そうとするの口を
パスっと掌で覆う。
杏『出すなっ!!飲み込め!』
「んっ、んー…ゴクッ!!ん!!」
杏『お、よく出来たでは無いか!!』
「う、不味い…杏寿郎のバカ。」
杏『よ、よもや、そんなにか?』
そう言って今度は心配そうに
顔を覗き込み撫でてやる。
そんなに嫌いだと思わなかったのだろう
ただの食べず嫌いでは無い様子に
不味かったな、すまん!!と
慰めるのだがフィッと不貞腐れる。
それをごめんごめんと、
何とか機嫌を取ろうとする。
どうにも恋人同士のそれに見えるが
この2人は気付いて無いのだろう。