【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第17章 それぞれの鍛錬
そうすると念について
大まかに説明し出す。
それに驚きつつも真剣に聞くしのぶ。
し『なるほど…それはどうやって
開花する物なんですか??』
「実際はゆっくり起こす方法と
無理矢理起こす方法がある。」
し『………というと?』
「申し訳無いんだけど…。
気づいたら使えた私には
ゆっくり起こす方法が分からない。
見当は着くけど何年もかかるしとても不確実。」
し『では、無理矢理しかないんですね。』
「うん。」
実は御館様に報告してから
は師範に許可を貰い
ずっと念の訓練をしてきた。
弱った鎹鴉を借りて念を送り込んだり、
ちょっとした物を治したり。
色々しているうちに、
この世界の人間にもその要素が
ある事に気づいたのだ。
だから恐らく、念も使える。
「ただ、人に使った事がないの。」
問題はそこだった。
それがとても怖いが、
しのぶの力を直接的に強化するには
どう考えてもこれしか無いのだ。
一緒にと約束した。
自分に出来ることがあるなら、
何でもしてあげたい。
し『それがの覚悟なら。
私でよければやらせて下さい。』
そう言って、スっと手を握られる。
それをぎゅっと握り返すと
不安な心をしまい込み真っ直ぐに
しのぶの目を見る。