【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第17章 それぞれの鍛錬
「で、最後にしのぶ!!」
し『はいっ!』
「喧嘩した時から悩んで居たんだけど…」
そう言うと、
2人の師範を不安気に見つめる。
それを見て大丈夫だ。と優しく頷く2人。
し『どうしたんです?』
「成功するか分からない。
けど、成功したら絶対に強くなる。
やってみる気はある?」
し『何言ってるんですか。
可能性があるならやります!!』
ハッキリとそう言うしのぶを
厳しい目で見つめる。
「しのぶには特別訓練。
私が付きっきりで教える。
2人とは毛色の違う訓練にはなるけど
私も頑張るから着いてきてね。」
し『はい!!お願いします!!』
そうして3つに別れ
それぞれの訓練を開始する。
「しのぶ、まずは先に言っておくね。」
し『は、はい。』
何時になく真剣な目にゴクリと息を飲む。
「この方法は今のところ私しか
成功例がないの。だから、もしかしたら
上手くいかないかもしれない。」
し『けど、成功すれば
強くなれるんですよね?』
そう言うとコクリと頷かれる。
し『ならば、と自分を
信じて頑張ります。もし、
成功しなくても恨みっこなしです。』
そう言って微笑むしのぶに
こちらも微笑み返してやる。
「他言無用だよ?
間違った使い方をすれば死んじゃうから。」
し『はい。』
しっかりとした返事を聞いて
はゆっくりと話し出す。
「私は 念 という能力が使えるの。」
し『念……ですか?』