第17章 それぞれの鍛錬

宇『くそ、ちょっと羨ましい…。』
杏『俺はとても羨ましいぞ…。』

こちらは精神修行なのだろうか？


義『あー、腹痛てぇ。』
柚『大喧嘩したらしいからねぇ。
仲直り出来てうれしいんだろうね。』

師範2人は笑いすぎて出た涙を拭きながら
そんな事を呟く。

宇『…おい、聞いたか煉獄。』
杏『あぁ！聞いたとも宇髄！！！』

そう言って頷き合う2人に
あぁ、絶対バカやるぞ。と言う顔で
2人をニヤニヤと見つめる。


宇 杏『『っっ！！！』』

「今しのぶで忙しいのっ！！！」
し『は、離して下さいっ！！！/////』

大声で呼ぶが目の前しのぶに夢中で
適当な返事しかしてくれない。

そんな姿にしょげつつも
次の2人は次の一手に出た。


宇杏『『お前なんて嫌いだ！！』』

柚『あー。やりましたね。』
義『本当バカだなお前ら。』

杏『むう！？喧嘩すれば
ああなれるのだろう！？』

宇『…まて派手に冷静になったら
これただの罵倒じゃねぇか！！』

杏『は！！確かに喧嘩ではない！』

そうやっての方を見ると
額に手を当てため息をつくしのぶと
こちらを見つめたままポロポロと
涙を流すが見えた。


杏『よ、よもや！違うんだっ！！
泣かないでくれ！！誤解だ！！！』

宇『泣くな、な？俺たちお前のこと
派手に好きだぞ？な？？ごめんな？』


そう言って駆け寄る2人。