【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第16章 親友という存在
「私も分からなかったし…。
こればっかりは理屈じゃないの。
3人はただ私達が貴方達のことを、
好きで大切だって信じてくれればいい。」
雛『……そんなこと…。』
ま『…なんでそんな…』
須『…わかんないよぉ…。』
「信じられるまで何度だって伝える。
凄く辛いけど、お願いだから逃げないで。
貴方達の今の葛藤は私も抱えてたし、
何より私が半分背負うべきものだから。」
そう伝えるとまた泣き出す3人。
「少しだけ手伝わせてよ。
それとも私達と友達になるの嫌?」
そう問いかけやればフッと顔を上げて
首を横に振る。
雛『そんな事ないです!!』
ま『そうよ何言ってるの!!』
須『ほんとですよ!もう友達です!』
「うーん、じゃあ私。
皆を守るためなら死んじゃおうかな?」
雛 ま 須『『『ダメですっ!!』』』
し『ふふ、が1枚上手ですね。』
カ『あらあら、仲良しさんねぇ。』
3人は自然と出てきた否定の言葉に
あんぐりと口を開ける。
「そういう事だよ。」
ね?と優しく微笑みながら
首を傾げる姿は何とも美しい。
雛『私…頑張ります。』
ま『私も…向き合ってみます!』
須『ありがとぉ…。』
「人それぞれ悩みは尽きないけど、
貴方達のくノ一としての知恵と技術が
いつか私達を救ってくれるかもよ?」
雛『…それが出来たら、幸せです。』
雛鶴が呟くと2人もコクリと頷く。
「考え方は多々あれど、
くノ一の技術は女に向けた戦闘指南。
鬼殺隊や剣術の指南は男性に向けられることが
多い分、女性に難しいことも沢山あるの。」
だからこそくノ一から私達が
学ぶべきところは山ほどあるはずだよ?
そう言えば3人はキラキラと目を輝かせる。
須『役に立てるんだね!!』
ま『出来ることなら何でもするわ!!』
雛『いくらでも聞いてください!!』
そんな元気な返事に
こちらも微笑み頭を下げる。
し『よろしくお願いします!!』
カ『一緒に強くなりましょうね。』
「私も!!もっと強くなるから!!」
須ま雛『『『はいっ!! 』』』
そうやってやっと
くノ一達の講義が始まった。
「(難しいよね…変わるって。
でも私も変われたんだ、頑張ろうね。)」
そう思いながらせっせと
準備を始めた3人を見て微笑むだった。