【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第3章 幼い風との武者修行
日が暮れ、隣の山へ鬼狩り出かけた2人の前に
お約束といわんばかりに鬼が現れた。
『お前は見てろォ。』
「え…?」
『俺の動きを見て
治すべきところを教えてくれ。』
「わ、分かった!無茶はしないでね!」
『…わかってらぁ!!!』
目の前で戦う実弥を追いかけながら
覚えたばかりの 凝 を使ってみる。
「…さねみん、綺麗。
オーラやっぱり緑色なんだ。」
(これからもっと格好よくなるんだよな。
…楽しみすぎる。)
「…なるほどね。
鬼は自然とオーラを纏ってるんだ。」
観察していると
思ったよりも色々な物が見えてきた。
身体の動かし方、単純な筋力、判断力。
何よりも癖という物がよく見える。
鬼と人間の違いも、横から冷静に観察すると
こんなにも分かりやすい物なのか。
「(私が流派を継ぐためには、
この観察を自分で戦いながら
やらないとならないって事ね…。)」
『おっしゃぁ!捉えた!!!』
「頸切るのはやっちゃっていい??」
『おう、頼む。』
_____________ザシュッ。
「…本日1体目っ!」
『1人だとやっぱり時間かかるなァ。』
「すっごく、かっこよかった!」
『…あぁ!?////』
「世界一かっこいいと思う!」
『…そうかよォ。/////』
「本当にそう思ったんだよ?」
『分かったから辞めてくれェ。/////』
ボソボソと呟きながら背を向け歩き始めた
実弥を追いかけながら、
やっぱりかっこいいなぁと
ニヤニヤするだった。
ちなみにこの後、治すべき所 を
あまりにも多く言われた実弥は
また頭をかかえるしかなかった。
実『(絶対強くなってやるっ!!)』
。