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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第16章 親友という存在



よし、まずは忍具の説明からだ!!
と、先程の不安な顔が嘘のように
スラスラと教え始める。


柚『(あらあら。これは…。)』
義『(そりゃ、期待もされる訳だ…。)』

少し見ただけでも分かる。
教え方がとても上手い。

当主候補だったと聞いていたが
これ程までとは思わず面食らう。

柚『(ほんとこれからが楽しみですね。)』
義『(実弥、早くしねぇと色々追いつけねぇぞ)』


大人2人は顔を見合わせて笑うと
楽しそうに忍の世界を覗くのだった。


知らないものを知る時の喜びと
それを取り入れた時の衝撃は、
人をどんどん育てていく。


戦いの世界だけではない。

そうやって知識を共有することは
お互いの理解へと繋がっていき
それは何よりもかけがえのない絆へと
変わっていく。


そんな事を本能的に理解して
どんどんと輪を広げるに
心から ありがとう。 と呟いた。


師範2人にとっても
それは、例外ではないのだ。




杏『なるほど…ならば、
ここが問題となってくる。
そういう事だろうか?』
(とても分かりやすいな。)


宇『お、おぉ、よく分かったな。』
(すげぇな、こいつ…。
地頭はめちゃくちゃいいんだな。)


杏寿郎のスポンジの様な吸収力と
天元の的確な教え方は、
どうやら相乗効果を生み出すようだ。


この2人が本当の意味でお互い認め合い
背中を合わせて戦うことは
きっと遠い未来ではないのだろう。

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