• テキストサイズ

【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第16章 親友という存在




~支心亭~

柚『なるほど、面白いですね。』

からの文を受け取り
ふむふむと読む。

義『おぉ、考えたな。
俺も少し気になってたんだよ。』

時々変わった動き方するからな。

そう言って同意すると
不思議そうにこちらを見つめる
天元と杏寿郎の方に向かう。


杏『は……来ないのか?』
宇『まさか、どこか悪いんじゃ…。』

文の内容を知らないため
不安そうな2人を柚樹がそっと撫でてやる。


柚『天元君。今日は君が先生だよ。』
宇『お、俺ですか?』

義『は救護所の
胡蝶姉妹を連れて
お前の嫁のとこに行くそうだ。』

杏『女子会というやつですか!!
よもや!そういうのも必要だろう!!』

柚『ふふ、ですよ?
鍛錬に決まってるじゃないですか。』

宇『…あー、なるほど。理解できました。』

杏『どういうことだろうか!!!』

それぞれ真逆の反応を示す2人に
これをまとめるは凄いな
と思いつつも、何となく愛着がわく。


宇『しかし、嫁も俺も半端者です。
教えることなど…………。』

そう言って不安そうな宇髄の肩を
杏寿郎がガシッと掴む。


杏『昨晩も散々話しただろう!!
己を認めないのは俺への侮辱だぞ!!』

宇『わかった、悪かったよ!!』

痛てぇから離せよ!!と言うが
その顔は笑っている。

杏寿郎の暴論に一瞬面食らう2人だったが
こいつらはコレでバランスをとってるんだな
と理解してクスクスと笑う。


柚『天元君。総合的には確かに君は
まだまだ弱い。』

宇『う…。』

義『けどな、俺たちの知らないことを
お前は知ってるんだぞ。』

それがいい事ばかりではなくても
先人の知恵というのは大切なもんだ。

そう言われてふっと
と出会った時のことを考える。


宇『……そうですね。』



_______要は 使い方 なんだよ。


出会った日に言われたあの一言に
なんであんなに引っかかったのか。
今ならよく分かる。

天元はスクッと立ち上がり
腰に手を当てふんぞり返ると
元気よく声を上げた。

宇『今日はこの宇髄天元が
派手に忍の極意を教授しよう!!!』


義『おー、先生頼んだぞー!』
柚『ふふ、よろしくね。』
杏『うむ!!それでこそ俺の好敵手だ!!』

/ 1763ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp