第15章 教え子ができました。

邪気のない褒め言葉に
思わず顔が赤くなる。


宇『このっ！天然タラシ共が！！/////』


杏『な、なんだ！！
男色の気は無いのではなかったのか！？
俺は無理だぞ！！諦めてくれ！！！』


面食らった顔をしたと思ったら、
心底嫌そうに容赦なく振る杏寿郎。

ボケまくる杏寿郎に
はもう笑いが止まらない。


「ふ。ははははっ！！！！」

宇『何でまた振られてんだ！？』

どこでそう思ったんだよ！？と言うが
残念ながら杏寿郎には届かないらしい。


杏『傷つけてすまない！！趣味じゃないんだ！！』


宇『傷ついてねぇ！！俺もだよ！！！』


「ふ、ふふっ、辛かったね、天元。
残念ながら杏寿郎の趣味…じゃ…ないみたいっ。
ふ、ぁはははっ！！！！！」


杏『ああ！気色が悪いっ！！！』


宇『お前らまじで覚えとけよ！！
ぶん殴ってやるからなっ！！！！』


杏 『「あはははっ！！！」』


宇『がーー！！むかつくっ！！！』


そう言って怒るが身体は動かないのだろう
ジタバタも出来ないらしい。