【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第15章 教え子ができました。
杏『お前も好きなのだろう?』
宇『あぁ、あいつは俺の世界だからな。』
杏『はははっ!熱い男だな!!!』
宇『お前に言われたくねぇよ、熱血野郎。』
「何話してんの?」
寝たままの2人を覗き込む。
の後ろには真っ赤な夕日。
それに照らされた髪がキラキラと光る。
杏『お前は強すぎるから
俺が嫁に貰うという話だ!!』
「ふふ、行き遅れたらってやつ?」
杏『まだ行き遅れんのか!!!』
「何言ってんのよ、
まだ結婚できる年じゃないってば。」
そう言って笑えば、それもそうか!と
太陽の様な笑顔を送られる。
宇『おいおい、失礼なやつだな。
その前に俺がいつでも貰ってやるよ。』
「3人も美人なお嫁さんいるでしょ?」
クスリとそれに笑うと
杏寿郎が なんだ!浮気者だな!!!!
とバカ正直に言う。
宇『……俺は派手だから良いんだよ。』
疲れて、怒る気も起きねぇ。と
とりあえず適当にそれに答える。
杏『ぶん殴ってやりたいが、
あいにく俺も身体が動かんっ!!!』
そんな威張って言うことじゃねぇーだろ。
とツッコミを入れて ハハハハッ!!と笑うと
首だけ動かしてジーッと見つめられる。
何とも眼力が凄い。
宇『何だよ、確かに俺は派手に色男だが
男色は受け付けねぇぞ!?』
余りの熱視線に心底嫌そうにそう答えると
ガハハっ!と豪快に笑われる。
杏『申し訳ない!!俺も男は無理だ!!!』
「ふっ、ふふふっ。」
始まっても居ないのに突然振られる
可哀想な天元に思わず笑ってしまう。
宇『だ〜っ!!なんなんだよ!!!』
杏『だか、お前の笑顔は花火のように
派手で良いな!!!』
どうやら杏寿郎は天元の笑い顔をみて
朝のやり取りを思い出していたらしい。
「そうでしょ?
花火みたいな天元の笑顔大好きなの!」
杏『ああ!俺もだ!!
顔の模様も、よく似合っているぞ!!』