【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第15章 教え子ができました。
_______
個人プレーは絶対だめ。
天元との調和を考えて。
独りよがりにならないで
天元は自分より仲間を見てるから。
貴方はただ天元を信じて
真っ直ぐ全力を出し切って。
それがお互いの良さを
最大限に活かした調和だよ。
____________________
杏寿郎の放った剣筋を横から拳を当てて
スっと横にいなす。
それでも杏寿郎は倒れない、
グっと踏ん張り追撃し続ける。
杏『やぁああっ!!!!』
「…っ!!(一撃が重いなっっ!)」
すると頭上を超えて後ろに回った天元が
避けた方へ撒菱を撒く。
宇『はっ!!こっちだぜ。』
「……あらっ、予想外!!!!」
向かおうとしていた足が一瞬だけ迷う。
そこに畳み掛けるように死角から一蹴りされる。
____________________
自分が思うよりもガンガン来ていいよ。
自分と相手を信じて行動すること。
頭の良い貴方は自分が動くよりも
仲間を使って奇襲をかける方が向いてるの。
それが貴方が最大限の力を使える場所なんだよ。
杏寿郎はヤワじゃない
転機さえあげれば根性で乗り切れる。
だから、信じて。
自分がその転機になれる可能性があること。
____________________
片手は杏寿郎の剣先を器用にいなし続け
天元の放った蹴りをもう片方でグッと捕かむ。
杏寿郎の前をわざわざ通過させた後
天元を真正面へと吹っ飛ばした。
杏『なんのっ!!!!』
吹っ飛ぶ天元を避けて
まだまだ追撃してくる杏寿郎。
「………っ!!」
一方天元は投げられる瞬間ザッと握っていた
砂を投げつけ目潰しを狙う。
は仕方なく
ぎゅっと目を瞑り砂を回避する。
宇『煉獄!!行けぇぇぇえ!!!!』
杏『うぉおおおおおっっ!!!』
「っ!!何処っ!!!」
天元はワザと声を上げたのだろう
杏寿郎の声と天元の声が重なり
位置がなかなか定まらない。