【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第14章 天使が運ぶ幸福論
それを聞きどうしようもなく嬉しくなる。
まるで早く死にたいと言わんばかりに
自己犠牲の塊だったが、
幸せだと言って心配させたくないと
自分の事を大切に扱おうとしている。
その理由が他人でも、それは大きな変化だ。
師範2人はポロポロと涙を流し ぎゅうと
嬉しさを伝えるように抱きしめてやる。
柚『…本当に成長したね。』
義『俺は嬉しいぞ、本当に嬉しい!!』
「お、大袈裟ですよ。毎回この手の話の時
お2人に教えを頂いてたんですから。」
成長しなくては申し訳がたちません。
そう言って綺麗に微笑む。
柚『ふふ、そうだね。
分かってくれて嬉しいよ。』
「他の人に自分を当てはめたら
ちょっと分かるようになりました。」
義『何より嬉しい成長だ。』
「ただ、これが私の能力なら
無意識に使っている自分のためにも
探って行かなくては危険だと……。」
流石に爆発して死ぬとかは私も勘弁です。
弐ノ型を使った時のように副作用も
もしかしたらあるかもしれませんし…。
(何より敵にうっかり使ったら
本当に本末転倒だわ。)
柚『当面はその 念 と言う能力の修行を
優先しても良いのかもしれないね。』
「そうですね、そうするうちに
正しく使用することが出来れば
それは凄い武器になりますから。」
義『お前が自分でそういうんだ。
俺達はそれを信じるぞ。』
もう無茶するな。とは言わない。
見極めて使うと言ったその目は
嘘なんて1つも着いていなかったからだ。
「はい!信じて下さい!」
心配はできる限りかけません!
そう言って笑う顔は何よりも元気をくれる。