【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第13章 派手な男になるまで
□世界は君がくれたから
宇『こりゃ、見事な部屋だな。』
の部屋に入ると
あまりの本の多さに面食らう。
整頓された部屋ではあるが
机や戸棚を見ると生活感があり
あぁ、こいつの部屋なんだなぁ。と
何となく緊張する。
「耀哉様が下さったの!!
自分で買い足したのもあるけど。」
宇『読み物が好きなんだな。』
「知識は先人の知恵。
自分じゃ到底学べないものも
本からなら学べるからね。」
そう言うと本の背表紙をそっと撫ぜる。
宇『…。(なんか、色っぽいな。)』
「要は使い方なんだよね。」
宇『初めてあった時もそんなこと言ってたな。』
「うん、力の使い方って私にとっては
なんて言うか、核 みたいなものだから。」
そんな事を言いながら布団をせっせと敷く。
それを手伝ってやると
ふと、机の上あ京紅が目に入った。
宇『お前化粧なんてするのか?』
「ん?あぁ、あの紅は柚樹さんがくれたの。
街へ行く時や御館様への挨拶の時に付けてみなさい。って。」
なんかもったいなくて使ってないけど。
と、照れくさそうに言う。
宇『ふーん、見せてくれよ。』
「え?」
机の前に胡座をかいた天元は
バシバシと膝を叩く。
どうやらそこに座れということらしい。
「え、えーと。/////」
宇『寝るのは簡単に誘うのに
膝座んのは照れるのかよ。』
おら、何もしねぇよ!!
そう言いながら腕を引かれポスリと膝に収まる。
「なんか収まり良いな。」
何とも丁度いいサイズ感にへにゃりと
目を細める。