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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第13章 派手な男になるまで




「来世は鬼になる理由なんてない
幸せな人生が歩めますように…。」

光る球体とそれぞれ撫でながら微笑む姿は
なんとも幻想的だ。


須『天元様…彼女は天使ですか?』
雛『……なんて…幻想的なんでしょうか…。』
ま『……なんでか、涙が、止まりません…。』

それぞれ心を動かされた様子に
天元は微笑むと、順番に撫でてやる。


宇『は俺たちの光だよ。』


そう言う顔はなんとも愛おしそうで
嫁達はハッとする。

須『これは、恋してますよね?』
雛『間違いありませんね。』
ま『ちょ、緊急事態じゃないっ!!』


宇『何コソコソしてんだ?
(声が重なって聞き取れねぇ。)』


須 ま 雛『『『応援しています!!』』』

宇『お、おう?』

嫁’s はどうやら全面応援体制のようだ。
夫婦と言っても家族的な認識の4人の中に
尊敬はあれど、恋愛感情はないらしい。


宇『これからは、俺もこれを手伝うんだ。』

須 ま 雛『『『はい!!!』』』

宇『な…なんか、熱量がすげぇな。』

「……皆、大丈夫?」


雛『さん!天元様は色男ですよ!』

須『そうです、それに優しいです!』

ま『頭もよく切れ者です!!』

ま 雛 須『『『こんないい男いませんよ!』』』

宇『お、お前ら……どうした…。』

褒めてくれるのは嬉しいが
突然様変わりした3人の様子に戸惑っていると
クスクスと笑い声が聞こえてきた。


「皆、天元の事大好きなんですね!」

ま 鶴 須『『『んーっ!!!
そうだけど、そうじゃない!!!』』』

宇『そうじゃねぇの!?』

「…?」

5人はその後も賑やかに
鬼殺隊本部へと向かっていった。


宇『今日の俺は派手でいいな!!』

ま『派手、ですか?』

宇『今までは地味だったからな!!』

須『なるほど、派手。良いですね!』

雛『ふふ、そうですね。』

「宇髄天元!派手派手だーっ!!!」

宇『おう!皆で派手に生きよう!!!』

ま 須 雛『『『はいっ!!』』』



これから何度も来る追手も、
きっと来てしまう人を殺める瞬間も。

死ぬほどの恐怖や後悔葛藤も。
ひたすらに襲い続けてくるだろうけど。
きっと、皆でなら乗り越えられる。


今まで地味だった分、派手に生きよう。





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