【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第13章 派手な男になるまで
□派手に生きる
宇『良いか、今から3時間以内だ。』
「わかった。」
あれから歩き続け2人は忍びの里の近くの
湖に来ていた。
作戦はこうだ。
当主の元へ任務の報告へ行き
何事も無かったかのように家に帰り
3人を連れて湖畔にて顔を合わせる。
そこからはひたすら逃げる。
実に単純だが、里を抜け出すだけなら
この方法が1番よい。
は当主にバレる可能性を極限まで
減らすため天元の屋敷の付近で待機。
3人にも悟られぬ様にしながら後方から警護する。
宇『屋敷の位置は覚えたな?』
「当たり前。」
宇『…じゃあ、ちょっくら行ってくるわ。』
「天元、また後でね。」
おう、後でな。と軽い挨拶をして
天元はサッと走り去っていく。
「……。(行きますか。)」
ふー、と息を着いても
天元の屋敷へと向かった。
「…。(ていうか、もう屋敷もあって
嫁も宛てがわれてるって
こっちって年齢とかあんま関係無いのかな?)」
まあ、忍びの世界は普通とは違うのかな。
そんな事を考えながら山をひた走る。
「………あれか。」
木々の間に隠れるように佇む小さな屋敷。
そこに洗濯物を干している少女を見つける。
「…………。(雛鶴さんかな?)」
後は天元が来るまで身を潜め続ける。
極限まで気配を消したは
森の動物ですら分からないだろう。