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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第13章 派手な男になるまで



「詳しいことは知らないけど
忍は色んな秘密があるから
抜け忍は追われるんだよね?」

宇『よく知ってんな。
どちらかと言うとそれが問題だ。』

「どうする?殺したい?」

そういう顔は真剣そのもので
目は冷たく冷酷だ。

宇『(そういう決意、ちゃんとあるんだな。)』

「天元を連れ出すって事は
そういう事だと思ってる。」

は一つだけ悩んでいた。
今自分の力で宇髄天元を連れ出して良いのか
という先を知っているからこその葛藤だ。

目の前天元にこれ以上辛い思いをさせたくない
と決意こそは固まっているが
自分のエゴでそこまでしていいのかと
は悩んでいたのだ。

もしエゴを通すなら、
本来は背負わないでいい物も勿論
一緒に背負わなくてはならない。
それを天元が、許してくれるか。


宇『そこまで覚悟してくれてるとは
正直思ってなかった。』


「天元がどう思ってようと、
里と家族を捨てろなんて偉そうな事言ったんだ。
その位背負う覚悟はちゃんとあるよ。」


充分すぎるその覚悟に
不謹慎にも嬉しくなる。


宇『とりあえず口にきな粉ついてんぞ?』

「う、うわぁ!恥ずい!
今それは恥ずかしい!!/////」

ほら、取ってやるよ。と
ワタワタするの口元を指で拭ってやる。

「あ、、ありがとう。/////」

宇『ふ、何照れてんだよ。』

「……口にきな粉つけて
真剣な顔するとか、ほんとに恥ずかしい。」

宇『はははっ!!面白かったぞ派手に!!』

ほら出るぞ。話はそれからだ。

そう言いながら空になった器の横に会計を置いて
天元はスタスタと茶屋を出ていく。
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