【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第13章 派手な男になるまで
一方天元は元々東証院家の幹部として
働いていたが突然やめて麻薬の売り買いを
手伝っている様子の薬屋へと向かっていた。
宇『あのエロ親父に何もしねぇだろうな。』
ニマニマとした気色悪い顔を思い出し
オエッと大袈裟なジェスチャーをする。
宇『今はそれどころじゃねぇか。』
そう言ってスっと気配を消すと
屋根裏から屋敷へと潜り込む。
宇『(さすがだな、ホントに地下がある。)』
用意していた見取り図を見たに
ココになら地下を作れる。と指摘され
正直半信半疑だったが実際見てみると
隠し扉の中が地下へと続いていた。
宇『(……驚くほど予想通りだ。)』
耳の良い天元には既に呻くような声と
怒号が聞こえていた。
宇『(問題は……どう連れ出すかだが。)』
そう考えながら音のする部屋へと歩みを進める。
『ただの護衛だろ?言ったら家で雇ってやる。
悪い話ではないだろう?言ってしまえ!!』
護衛『いいえ、先代に大きな恩義があります。
死んでも口は割りません!!!!』
『だからこそだ!!その先代は…兄は
政重に殺されたのだぞっ!!!!』
護衛『それに、政重様が捕まれば
貴方も死罪になってしまいますっ!!!』
『あいつは捕まりはせぬ!!!
だからこそ俺たちが潰すんだ!!!』
宇『……。(やっぱりか。)』