【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第13章 派手な男になるまで
□救出作戦
「護衛が…。ですか。」
政『金を出して雇ってるに何をやっているんだ!!!役ただずどもが!!!』
そう言うと容赦なく頬を叩かれる。
「申し訳ございません。
(ほんとに1晩寝たら元に戻ってるわ。)」
宇『政重様、見当は大まか着いております。』
直ぐに向かえば命は助けられるかと。
息子が消えてから遺体発見まで3日。
その遺体は腐敗も無かったため恐らくすぐには
殺さなかったのだろう。
政『他の者の命などどうでも良い!!
見当が着いているのならとっとと引っ張りだせ!』
宇『………はい。(このクソ野郎が。)』
「宇髄をこちらに護衛として残し
私が、見当を着けた組織へ行ってまいります。」
そう言うと2人を値踏みするように睨みつけ
ヘラヘラと笑う。
政『いや、お前がこっちに残れ。
まだ女の方が気分がいい。』
宇『……………かしこまりました。』
「………。(ほんとクソ野郎だな。)」
一礼して一旦部屋から出る。
宇『な、バカだろ?』
「うん、そうだねぇ。」
とりあえず昨日の資料から見当が着いた2人だったが何とも規模が大きく2人でこなすのは厳しそうだった。
「1人で大丈夫?」
宇『人質だけ拾ってくる。』
それだけならどうにかなる。
そう言って天元はサッと消えてしまった。
「組織レベル。ってなるとなぁ。」
全員殺す訳にも
全員拘束する訳にもいかないし…。
「嵐ーっ!!」
少し小声で呼び竹笛を吹くと
直ぐに遠くから嵐が飛んでくる。
嵐『なんだ?呼んだか?』
スタンっと床に着地する嵐は
やっぱり空気が読めるらしい
小声でそう聞いてくる。
するとは胸元から
おかきと文を取り出し渡してやる。
「ごめんね、あまり時間が無さそうなの。
これを耀哉様に渡してくれる?」
文を足に括り付けると
嵐は夕刻には戻れる。と言い残し飛んで行った。
政『おい!娘!酌をせんか!!』
襖の奥からそんな間抜けな声が聞こえ
それは任務外だろー。と思いつつも
はい、ただいま。と返事をして
襖を渋々あけるのだった。