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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第13章 派手な男になるまで


「そうおしゃられるのも無理はございません。」

口から出てきそうな拳を何とか納め
冷静な声で話し続ける。

「不安でしたら誰とでも手合わせ致しますし、
1鬼殺隊士として 命をかけて御守りする所存です。」

犯人の追求までどうか、よろしくお願い致します。

そう言いながら指を床に着けて頭を下げる。

そんな姿に面食った様だが、
まだ信じられないらしくチッと舌打ちをする。


政『ふん、礼儀はいっちょ前だな。
おい、出てこい餓鬼!!!』

『はっ。』

パンパンっ!と手を叩くと
天井から男の子がストンっと落ちてきた。

「……。(あれ?まさかのまさかですか。)」

はどうにもその顔に見覚えがあった。



政『こいつは、宇髄天元。今や貴重となった
忍びの里の者だ。こいつと手合わせしてもらう。』

「はい。(あいやー!また来た私得!)」

宇『………この、娘とですか?』

を見て驚いたのだろう戸惑いを口にするとガスンッ!と容赦なく蹴り飛ばされる。

政『余計な無駄口を叩くな!!
人形の様に従っておれば良いのだ!!!』

最近の忍びは全く質が悪い。
そう言う政重に顔色変えず謝罪すると
サッとの前へと移動する。


宇『…………お前も大変だな。』

聞こえるか聞こえないかの小さい声で囁く
その顔は困ったように笑っている。


「……そっちも…色々大変そうね。」

そうクスリと笑いながら返せば、
背を向けて政重から顔が見えないのをいいことに
言葉の変わりにニカリとした笑顔で返事をされた。

「(あらー、既に色男。)」

何とも色っぽいその仕草に感心していると
後ろへ飛び一定の距離を取られる。

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