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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第12章 炎の意志と呼吸




柚『何してるんですか!!まったく!!』

義『死んじまうだろ!!この馬鹿共がっ!!』


槇 『「……すいません。」』


槇寿郎は柚樹に拳骨をくらい膝をつき

は義慈に首根っこを捕まれ
猫のようにプラプラと宙に浮いている。


杏『こ、これは……。』

自分が確認できない位置から走って
それぞれを止めて説教を既に始めているのか。

杏『よ、、よもや。』

そんな衝撃を受けていたが
間抜けな父との姿に毒気を抜かれ
緊張が解けてポロポロと泣き出す。


杏『よ、よかった…っ!!!』

柚『ああ!!!ほら!!
心配だったよね、もう大丈夫だからね!!!』

その姿にすぐ気がついた柚樹が駆け寄って
頭を撫でてやる。


その姿にギョッとして駆け寄る2人。

「きょ、杏寿郎っ!ごめん、ごめんて!!」

槇『す、済まなかった元気だ、元気だから!!』

杏『よ、よもっやっ。』


わたわたして元気な様子の2人に
更に涙が止まらない。



義『泣きやめガキが!男だろっ!!』



__________ガツンっ!!


杏『…ぅがっ!!』

槇 『「杏寿郎ーーっ!!!」』

いい音をさせて義慈の拳骨が
杏寿郎の頭に決まる。

杏『す、すいません。ありがとうございます。』

痛みに涙が引っ込み
頭を抑えながらも律儀にお礼を言う。

義『おう、よく走ってきたな。』

いい根性だったぞ。
とあの中に躊躇なく飛び込もうとした
杏寿郎を褒めてやった。

杏『あっ、ありがとうございます!!』

素直にお礼を言うと
子供のように笑いながら
偉いぞ!と頭をガシガシと撫で回される。

杏『…。(かっこいい人だな。)』
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