【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第12章 炎の意志と呼吸
槇『は?』
杏『の頼みなら仕方ないですね!父上!』
瑠『ふふ、そうですね。仕方ないですね。』
「えへへーっ!!」
槇『お、おい!勢いが良すぎるぞ杏寿郎!!』
父上ー!ーっ!!と
叫びながらいい勢いで飛びついてこられ
後ろにバタンと倒れる。
強制的に横になってしまった槇寿郎の右腕には
杏寿郎。腹の上に。
空いている左腕には遠慮がちに寄り添ってきた
千寿郎と瑠火。
「ふふっ、幸せですね槇寿郎さんっ。」
腹の上でパタパタと足を動かしながら
笑う顔は何とも楽しそうだ。
槇『ああ、そうだな。』
本当に幸せだな。
と否定するのも疲れ素直にそう呟き
両脇に重みもギュッと抱き寄せてやる。
「ほら千寿郎君も笑っていますよ!!」
槇『賢い子だ、分かるんだろう。』
杏『父上!俺も笑っていますよ!!!』
槇『それはまた違うぞ、杏寿郎。』
杏『何故ですが!!!』
槇『何がと言われもな…。』
瑠『ふふ、杏寿郎も賢く優しい子ですよ。』
「ふぁ…。あったくて眠くなっちゃいますね。」
槇『……。まあ、食休みだ。』
そう言う槇寿郎の声は
聞いた事がないほど優しかった。
「(本当、良い家族だなぁ。)」
そう思いながらは
そっと眠気にしたがった。
____________________
瑠『あら、寝てしまいましたね。』
杏『はい!実に可愛らしい!!!』
槇『杏寿郎は鍛錬を始めるぞ。』
瑠火は目が覚めるまで居てやってくれ。
無理はしないで良いからな。
そう言う旦那の顔はとても柔らかい。
瑠『は不思議な子ですね。
手放せなくなってしまいます。』
槇『そうだな、本当に麻薬のような娘だ。』
そう言って瑠火の膝にの頭を
そっと乗せて羽織をかけてやる。
杏『では!母上!!行ってまいります!!』
槇『瑠火、無理はするなよ。』
そう言って2人は修行に行ってしまった。
瑠『…。貴方も私の宝物ですよ。』
そう言って撫でる瑠火の顔は
母親の顔をしていた。