【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第12章 炎の意志と呼吸
□理想の家族
「おいしです!瑠火さんっ!!」
瑠火の作った握り飯を
にこにこと頬張る。
瑠『握り飯など誰が作っても一緒でしょう。』
そう言いながらも
ありがとう と頭を撫でてやる。
「違いますよ!!握り具合とか
気持ちとか、いっぱい違うんです!」
杏『そうです、違います!!』
2人で うまい!うまい! と言いながら
モグモグと食べる様子を大人2人は
微笑ましく見守る。
槇『それにしても随分と良さそうだな。』
千寿郎を抱きながら微笑む妻は
すこぶる顔色が良く見える。
瑠『お医者様に、もう大丈夫だろうと言われました。』
槇『!?そんな事があるのか?』
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医『これならば定期検診だけで大丈夫でしょう。』
瑠『それは、どういう。』
医『いや、不思議なんですがね。
不整脈も無くなって、心臓の音も良く
他も悪い所がすっかり良くなっているんですよ。』
何か心当たりはありますか?
そう聞かれ 確かに体調はすこぶる良いが
特に何をした訳ではないのでうーんと首を傾げる。
瑠『最近眠りが浅かったのですが、
昨日は珍しくぐっすり眠れました。』
医『ふむ、まあ良くなったのなら良いことです。
どちらにせよ、無理はしないように。』
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瑠『と言った感じで………。』
槇『うむ、まあ良くなったのなら何よりだ。』
杏『そうです!!千寿郎を抱いて昼食を
ここまで運んで、こんなに元気なのです!!』
俺は嬉しく思います!!!
そういう本当に嬉しそうな息子を優しく撫でてやる。
「きっと昨日いっぱい笑ったからですね!!」
瑠『ふふ、そうですね。』
横からいたずらっ子の様な笑みで
話しかけられるものだから
思わずつられて笑ってしまう。
槇『何をそんなに笑っていたのだ?』
杏『何か楽しいことがあったのですか!!!』
そう言うよく似た顔に夜の話を思い出して
女2人顔を合わせて笑う。
「なんでもない事ですよ。ふふっ。」
瑠『そうです、気にすることではありません。』
それを聞いてそっくりな顔で首を傾げる親子。
瑠 「『ふ、あははっ、!!』」
それに耐えきれないと言わんばかりに
声を上げて笑う。