【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第12章 炎の意志と呼吸
□女は強く弱いもの
槇『瑠火、無理するな先に休みなさい。』
瑠『…。はい。すいません。』
静かに千寿郎を抱いて出ていった瑠火の背中を
心配そうに見つめる杏寿郎。
槇『すまんな、瑠火はあまり身体が強くなくてな。』
夕食を続きをつつきながら槇寿郎が言う。
杏『先程まで、顔色良かったのに。』
しょんぼりとする杏寿郎に
男がみっともない顔をするな!と
軽く怒鳴ると すいません! と
顔色を持ち直してパクパクと食事を再開する。
「槇寿郎さん、千寿郎は夜泣きをまだしますか?」
そう首を傾げ聞かれると
そうだな、毎晩泣く。 と
ぶっきらぼうに呟く。
「今日、私があやしましょうか?」
そうすれば少しは…。と呟くは
瑠火が心配なのだろう、眉を下げている。
槇『一応お前は預かり物だ。
そんな事をさせられん。』
気にすることではない。と
背を叩いてやるが顔が浮かばない。
どうしたもんか、と悩んでいると
息子にキラキラとした目で裾を引かれる。
何となく嫌な予感がするが、
仕方 なくなんだ?と聞くと
元気な声でこれ名案!と口を開く。
杏『父上!!がダメなら俺と父上で
千寿郎の面倒をみましょう!!!!』
母上はを気に入っていますし
一晩だけでも女同士ゆっくりしてもらいませんか!!
その顔は一切邪気がない。
母を思っての行動。
の修行のため明日は任務がない自分。
断る理由が見当たらない槇寿郎は
そうだな…。と返事をしてやる。
杏『ご馳走様でした!!
父上ありがとうございます!!!!
母上に伝えてまいりますっ!!!!』
そう言って杏寿郎はパタパタと
かけて行ってしまった。
槇『……、そういう事だから
今日は瑠火と杏寿郎の部屋で寝てくれ。』
千寿郎は俺が見よう。
そういう槇寿郎に はいっ! と返事をすると
頼んだぞ。と軽く頭を撫でられた。