【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第12章 炎の意志と呼吸
杏『…むぅ、眠い。』
「ふふ、また抱っこする?」
杏『よもやっ!それは遠慮したいっ!!/////』
そんな事を言いながら
2人もノロノロと部屋を出ていった。
そして2人は衝撃の事実を知る。
杏『よ、よもや…///(流石にこれは
俺に対しても酷です…。)』
「あらら。(まあ、まだ子供だからいいか。)」
そう言えば部屋を与えられて居ないと
気がついた2人は取り敢えず
杏寿郎の部屋に行こうと言うことになり
襖を開くと布団が2つ並んでいたのだ。
杏『さ、流石に聞いてくる!!/////』
「あ、まって杏寿郎!!」
杏『なっなんだっ!!!/////』
瑠火さんからお手紙があるよ?
そう言って机の上のメモを指さす。
杏『…。(やはり母上か………。)』
杏寿郎、へ
客間が無いので一緒の部屋にしました。
子供同士 親睦を深めるのにも
ちょうど良いでしょう。
風呂は湧いています。
子供同士 楽しく過ごしなさい。
子供同士 だからといって夜更かしし過ぎぬよう。
子供同士 早く寝なさい。
瑠火
「ごめんね?おじゃまするね?」
杏『か、構わない!!寛ぐといい!/////』
(母上何故、子供同士をそんなに強調するのですか、逆に意識してしまうのですが。/////)
杏寿郎の長い夜は始まったばかりのようだ。
「親睦のためにお風呂も一緒に入る?」
杏『!!? 流石にそれは、
分かっていてからかってるだろう!!/////』
「ふふ、寝ちゃう前に入っといでよ。」
杏『う、うむ!いってくるっ!!!/////』
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槇『一緒の部屋にしたぁ!?』
瑠火にその辺は任せていた槇寿郎は
衝撃の事実に面食らう。
瑠『忍耐の訓練です。』
槇『杏寿郎もそろそろ歳の頃だぞ、
何かあったらどうする…………。』
瑠『煉獄家の男子は
そんなに耐え症が無いのですか?』
違いますよね?と圧をかけられれば
何も言うことが出来ない。
槇『寝るか。(杏寿郎、心中察するぞ。)』
瑠『はい。(杏寿郎押し倒してしまいなさい。)』
珍しくすれ違う2人の心。
もう何も言うことは無いと
2人は千寿郎を真ん中にして、仲良く眠りについた。