【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第12章 炎の意志と呼吸
□男心君知らず
槇『しかし、流石だな。』
夕食をつつきながら
槇寿郎が今日の打ち合いについて話し出す。
「お恥ずかしい限りです…。」
褒められたのに肩を窄める様子に
瑠火が何があったのか聞く。
杏『母上!は跳ね上がりすぎ
天井に突き刺さったのです!!!』
瑠『て、天井ですか??』
「あ、杏寿郎っ!バラさないでよっ!/////」
杏『なぜ隠す!あの跳躍力は素晴らしいぞ!』
「そういう事じゃないのっ!!/////」
そんなやり取りに大人二人はクスッと笑う。
瑠『女の子ですから、なるべく傷は残さないように
するんですよ?』
そう言いながら擦りむいた頬を撫でてやる。
「えへへ、瑠火さんの手柔らかくて好きです。///」
へにゃりと笑いながらそんな事を言う。
そんな可愛らしい姿に
男どもはポカンっと口を開ける。
それを冷たい目で見ると
瑠火はに向き合った。
瑠『いいですか。
…その様な顔を安易にしてはいけませんよ。』
「…?はい。」
瑠『…男は狼なのです。』
「そう言えば今日の槇寿郎さんの技は
闘気で虎が見えました!!!!」
狼では無いですが肉食の獣です!
カッコよかったです!!!と
自分の事のように自慢する。
その姿にため息をつき額に手をやる。
瑠『違うのです…、そこじゃないのです。
何故そこは鈍いのですか…。』
「?ご、ごめんなさい?」
意味も分からず首を傾げ謝る姿に
瑠火、その辺にしてやれ。と槇寿郎が言うと
まあ、仕方ないですね。とまた食事を再開する。