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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第12章 炎の意志と呼吸



槇 「『(残されているのは……。
不規則で予測できない斬撃っ!!!!)』」




全集中 炎の呼吸 伍ノ型 

槇『………炎虎っ!!!!』



燃え立つ闘気が猛虎となって
に向かって牙をむく。


「………っ!!(よく見ろ!これは闘気だ、
実際の攻撃を見極めろっっ!!!!)」

槇『…我が闘気で
噛みちぎってくれるわっ!!!!』
(一時も闘気の隙を見せんぞっつ!!!)


「そう簡単にはっ…………!!!
私は噛みちぎれませんよっ!!!!!」
(隙が無いなら、作るまでっ!!!!!)


は攻撃しながら悟られぬ様に足を踏み入み
真上へ跳ね上がる。


槇『…何処だっ!!!(消えた!?)』


跳ね上がるその速度は目にも見えぬほど
踏み込みは散りばめられたフェイクによって
見事に誤魔化されて居たため、
槇寿郎の目にはは消えたように見えた。



「…あ、やべっ。」


鬼気迫る空間に間抜けな声が響く。


その声の方に目をやると、
高く跳ね上がったを見つける。


槇『…跳ねたのか?!
(しかしまずいぞ!このままでは!!!)』

とんでもないジャンプ力に驚愕するが
の頭の先には天井。
流石に空中では身動きが取れない。


次の瞬間 ドガンッ!!!と予測通りの騒音が響く。



槇『…はぁ……。お前なぁ…。』
(危うく負けるところだった…。)

安堵感との間抜けさに槇寿郎は頭を抱える。



「す、すいません………た、助けて下さい~!」

間抜けな声の主は
尋常ではないジャンプ力のせいで
道場の天井に突き刺さり
足をバタバタと間抜けに動かしていた。

杏『…よ、よもや…。』
(間抜けだが、……真似出来ん。)



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