【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第12章 炎の意志と呼吸
槇『うむ、柚樹の飯は昔から美味いからな。』
そう言いながら、槇寿郎も次々にさつまいもを
口に入れる。
「…は、恥ずかしながら、私が作ったんです…。」
柚樹さんに申し訳ない。と
がおずおずと申し出ると
槇寿郎は驚いた顔をする。
槇『なんだ、お前が作ったのか?』
そう聞かれるとお口に合えば幸いです。と
照れたように微笑む。
「柚樹さんのご飯はもっと美味しですよ!」
槇『いや、充分過ぎるほど美味いぞ。』
素直にそう褒めると元気良くお礼を言われる。
そんなやり取りを見て瑠火はキランと目を光らせる。
瑠『完璧です、。嫁にどうですか?』
「よ、嫁ですか!?」
槇『…瑠火。(まだ早いだろぅ…それは。)』
瑠『はい、どうですか?嫁に。』
「えっ、えっと?」
槇寿郎はやんわりと止めるが、
聞いている気配はない。
それを聞き杏寿郎も箸を置くと
そうだ!と目を輝かせる。
杏『そうだ!嫁に来れば毎日会えるではないか!』
槇『杏寿郎……瑠火……。』
「えっえと、まだ先の事ですし………その。」
戸惑うを見て 駄目か。と杏寿郎は考え込む。
そうすると何か閃いたのか、また目を見開いた。
杏『それならば、いき遅れたらを貰おう!!
直ぐに来ても良いがな!!』
瑠『そうですね直ぐに来てもいいですが、
いき遅れたら煉獄家に来なさい、。』
槇『…お前たち、言い方を…。』
「ふふふ、お優しいですね。
では、いき遅れたら是非お願いします!!」
何とも失礼な言い方に槇寿郎は止めるが
2人は本気で言っているようで聞きもしない。
気にせず微笑むは
流石に社交辞令だろうと受け取った様だ。
槇『…はぁ。(2人は本気だぞ。)』
最早この時の槇寿郎に発言力はゼロだった。
瑠『では、決定ですね。』
杏『うむ!そうですね!母上!!!』
「ふふ、楽しみですね。」
槇『…はぁ。(まあが来るなら良いか。)』
勘違いしてるのには気付いているが
むしろ都合良いか。と放っておくことにした
槇寿郎だった。