【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第12章 炎の意志と呼吸
柚樹に貰った地図を見ながら
トコトコと歩いていると立派な門構えの御屋敷が
見えてきた。
「お、ここだ!!」
表札には 煉獄 の文字。
はワクワクしながら門をくぐった。
(ここに、小さな煉獄さんが!!!!)
「ごめんください!!です!」
そう声をかけると玄関がガラリと空いて
品の良い切れ長の目の美人がスっと出てきた。
瑠『いらっしゃいませ、さん。
煉獄槇寿郎の妻の瑠火でございます。』
さあ、こちらへいらっしゃい。
と、優しく笑い中へと招かれる。
「はい!失礼いたします!!」
(うはぁっ!!凄い美人っつ!!/////)
しっかり挨拶をする予想よりも
可愛らしいお客に瑠火は静かに微笑んだ。
瑠『礼儀正しく、快活で素晴らしいですね。』
そう言いながら背にそっと手を置かれ
客間へと通される。
襖がすっと開かれたので、
失礼します。 と軽くお辞儀をして
中へと足を進める。
「(あぁ!!槇寿郎さんと、
ちっちゃい煉獄さんだっ!!!!)」
中には胡座をかく槇寿郎と
その横にちょこんっと正座する杏寿郎が座っていた。
槇『そのバカでかい包みを置いて座りなさい。』
「はっ、はい!」
は2人の前に用意されている座布団に座る。
瑠火が2人の後ろに座ったのを確認すると
床に手を添え深々と頭を下げた。
「改めまして。炎の呼吸の修行に参りました、
鬼殺隊 階級 癸 隊士 兼 相談役 を承っております
支心流 剣士 でございます。
本日より3日間、至らぬ所も御座いますが、
御指導御鞭撻のほど、よろしくお願い致します! 」
子供とは思えぬしっかりとした挨拶に
瑠火と杏寿郎は目を開く。