【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第11章 最重要機密事項
けれどもう、終わりにしなくてはいけない。
産『一生懸命答えてくれて、ありがとう。
これでこの気持ちは本当に終わりだ………。』
最後に耳元でとびきり優しい声でそう言うと、
は背に手を回し 、 ぎゅぅ、と抱き返した。
「…私を…、いっとう好きと言ってくれて、
本当に…ありがとうございました…っ!!/////」
過去形のそれに、優しさと気遣いを感じ
このまま持ち去りたい気持は
やっぱり仕舞わなくては…と、
ぎゅっと抱きしめながら己を戒める。
少しして、離れ難い腕を解放してやると
遠慮がちににこちらを見つめてくる。
そんな可愛らしい姿に最後のエゴとこじつけて
額にちゅっと優しいキスを落とした。
それに、ニコリと笑ったは、
お礼にと頬に軽いキスをする。
そんな、最高のお礼を受け取ったあと
頭をなでながら
産『僕の初恋は鬼殺隊の最重要機密だからね?』
と、いたずらっ子の様な顔で笑ったのだった。
きっとこの顔が産屋敷耀哉の本来の笑顔なのだろう。