【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第11章 最重要機密事項
産『そこに持っているのは日輪刀かな?
の刀はどんな色になったんだい??』
そう聞かれたので、刀を引き抜き
手に触れる部分に布を巻き御館様にそっと渡す。
「刀身はご覧の通り透明でした。私は1目見ると大抵の呼吸が使えてしまう 鏡の呼吸 の使い手の様です。」
耀哉様の下さったピアスの雫とお揃いです!
と照れくさそうに笑う。
産『これは、美しい。こんな物が見れるなんて…。』
に良く似合う、繊細で美しい刀だね。
君と大切な人を守る刀、大切にするんだよ。
そう言って刀をそっと返される。
それを受け取って、輪廻の呼吸の話
自分の身体の話、念の話、をした。
産『色々な事があったんだね。
話してくれありがとう。』
そう言ってずっと握っていた手をそっと撫でられる。
「耀哉様は……その…どう、思われますか?」
は遠慮がちに聞く。
すると聞きたいことも不安なことも
お見通しなのか、クスクスと笑われた。
産『強くて、丈夫で羨ましいよ。』
からかうような声でそう言った顔は
とても優しく笑っていた。
「本当に、耀哉様には敵いません。」
その顔を見て安心したように呟くと
そっと髪を掴みそれに唇を落とされた。
「か、耀哉様?/////」
産『あまりに綺麗な髪だから…。嫌だったかい?』
顔を髪に寄せながら、上目がちな目線で
じっ …。と見つめられる。
「い、嫌ではありませんがっ!
ど、どうしたら良いのか分かりませんっ!/////」
そう言うと、御館様は髪をそっと離し
は素直だね。と微笑んだ。
「……な、何かあったのですか?/////」
明らかに様子の違う御館様に
そう聞くとまた頬に手を添えられる。
産『…。何か隠して居ないかい。
何か抱えて居るだろう?話しなさい。』
そう言う顔は真剣そのもので
何時もの微笑みは無い。