【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第28章 幸せな日常
◆◆◆◆◆とある食事処。
柚『槇ちゃん、おーい、槇ちゃーん。
食べないなら僕が食べちゃいますよー?』
毎夜杏寿郎に付き合わされている槇寿郎は柚樹と食事処に来たは良いがボーッと前を向いていた。
槇『…柚樹、杏寿郎がぶん殴っても起きぬのだ。
義慈の時、お前も同じ事を言っていたよな?』
柚『あぁ、やっぱり杏寿郎君も始めたんですね。』
誰がどう見ても寝不足です。と顔に書いてある槇寿郎を、柚樹がクスッと笑う。
単に起こすならまだ良いが、この様子だと杏寿郎はちょっとやそっとでは起きないらしい。昔柚樹と義慈もお互いかわりばんこに起きて全集中常中の修行をしていたのだが、義慈が全く起きてくれなくてとても疲れた事を思い出したのか柚樹は懐かしそうに微笑んで優しい声を出した。
柚『ふふっ。どんどん強くなるねぇ。』
そんな柚樹の言葉に一瞬目を見開いた槇寿郎は、添え物を1口食べてから楽しげに話し出した。
槇『あぁ、俺も直ぐに支心になるだろうな。』
あまりにも嬉しそうに槇寿郎が呟くので、柚樹は目を丸くした。