【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第28章 幸せな日常
実『……………特に深い意味合いはねェよ。
……選んだのもだしなァ…たまたまだ。』
宇『お前は本っ当に、素直じゃねぇなぁ。』
きっと、そちらの意味合いを込めて桃色を選んだだろう実弥を天元はニタニタと笑う。
宇『は性格的に自分から桃色は選ばねぇと俺は思うんだが………まぁ、黙っててやるよ。』
天元のその言葉に実弥は降参だと舌打ちをする。
実『………察しが良すぎて気色悪ィ。』
宇『お前がド派手にわかり易すぎんだよ。』
小っ恥ずかしい気持ちを乗せた事がバレた実弥はソレから話題を逸らそうと、ため息まじりに天元に話をふった。
実『なァ、お前なら……なんの花を渡すんだァ?』
宇『そうさなぁ……。どれも捨てがたいが。』
顎に手を当て楽しそうにを見つめた天元は自信満々に胸を張って答えを言い放つ。
宇『夏の頃になったら向日葵でも渡すかね。
………ありゃ、花がでかくてド派手だしなぁ。』
胸を貼る天元を片眉を上げて見た後、実弥はため息を着きながら力なく答える。