【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第28章 幸せな日常
「実弥っ!!壊れないっ!!!」
実『くくっ、あァ、そうだろうなァ…。』
そりゃそうだ、その為に強く作ったんだ。と満足気に笑う実弥の横に人が集まりだした。
義『…お、風車か。…ははっ楽しそうだな。』
柚『へぇ、実弥くん案外器用なんですねぇ。』
実『……何時まで遊んでんだアイツ…犬かよ。』
昼の鍛錬がそろそろ始まる時間だ。集合場所であるこの中庭にもいつもの面子が集まりだした。
宇『………緑と桃色かぁ。…いい色味だなぁ。』
天元の声に一瞬片眉を上げた実弥はを真っ直ぐに見つめたまま、ボソッと声を出した。
実『あー………。桜みてぇな……色だよなァ。』
そんな実弥を見て天元は茶化す様に肩を抱く。
宇『いや、が持つと桃の花に見える。』
その手を振り払いながら実弥は諦めた様に笑いながら、桃の花の花言葉を呟いた。
実『…くくっ………あぁ。天下無敵かァ。』
宇『…まぁ、……それもあるけど。
…お前にしちゃド派手に趣味が良いじゃねぇか。』
桜にしては少し濃いあの桃色と鮮やかな緑は桃の花にも見える。天下無敵も確かにらしい言葉だがもう1つ、よく言われる意味合いが有る。