【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第28章 幸せな日常
「だから、男らしいといつも思ってますよ。」
何でそこだけは信じてくれないんだ。と項垂れるに、柚樹は片眉を上げる。
柚「じゃあどこにそう思ってるんだい?
こう聞かれると言えないんじゃないかな?」
「いや、何個でも言えますよ、そんなの。」
柚樹の問に食い気味に返事をしたは指を折りながらソレを淡々と騙り始める。
「柚樹さんは確かに口調は優しいですけど、
締めるところは締めて厳しい時は厳しいし。」
柚樹のかっこいい所など、幾らでも言える。
「…童磨と初めて会った時に童磨を
睨みつけた顔なんて…鳥肌がたつくらい
かっこよくて…私とっても驚いたし。」
戦闘の際に時折見せる険しい顔は、酷く綺麗で、それでいて頼りがいがあるそんな男らしい顔つきだ。
「めったに動じない所とか。
……以外と子供っぽい我儘を言う所とか
とっても男の人らしくて、私大好きですよ?」
何時も悠々と構えて、余裕綽々。そんな柚樹かま時たま可愛らしい我儘や駄々をこねるからそれがやたらと可愛く見えてしまうだけだ。
「あと、柚樹さんが稽古をつけてくれる時の
笑いながら容赦の無いところっ!!!
結構グッ、と来たり…あれコレは好きな所か? 」
素直に胸の内を伝え、褒めちぎるに柚樹は口元を抑えて顔を逸らした。
「んー、男らしいを説明するの難しいけど
かっこいいと思う所なんていくらでも………。」
そんな柚樹を気にもせず真剣にそう呟くを放っておけば何時までもコレは続くのだろう。
柚「………何で君、コレは照れないのかな。」
何故、この娘は自分から愛を与えることに関しては全く照れが無いのだろうか。そんな事を思いやんわりと静止を呼びかける柚樹を見て、は当たり前の様に照れない理由を呟いた。
「………いつも思ってる事ですし。」
にとっては、こんな事当たり前なのだ。柚樹が大好きで、かっこいいなんて。毎日の様に思っているから。照れも何もアリはしないらしい。
ソレを伝えてたは、どうしてもわかって欲しい事があるのだと、眉を下げて話し出した。