【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第28章 幸せな日常
「……私、不誠実じゃないでしょうか?」
今までの問題は大まか自分の事だったが、この関係が周りにしれた時、皆はどう見られるのだろうか。
自分が卑下されるのは良いが、もしこの関係のせいで皆が異様な視線を受けるとこになったら。は、ソレが1番不安なのだ。
柚「無理におどけて平気ぶらないで良いんだよ。
直ぐに僕にはバレちゃいますからね。」
柚樹には最近のが無理やりおどけている様に見えていた。幸せだとは思っているが、話し合って決めた癖に、この不安を皆にぶつけるのはお門違いだ。そんな風に思っていたんだろう。
「私は…皆が他の人の所行くの…嫌なんです。
嫉妬も……してしまうだろうし。…けど、私…は。」
不安そうに呟くを柚樹は優しく腕の中へしまい込んだ。
柚「………誰も貴方を否定しませんよ。
が誰も否定しないのと同じです。」
まだ、この言葉の意味をが理解するのは難しいかもしれない。が傍にいれば、その他の障害などほんの些細な事なのだと、皆が思っていると本当の意味で理解するにはもっともっと、自分の価値をが知らなくてはならない。
柚「それとも無理矢理僕らが仲間に入ったの
嫌でしたかね?……少し強引でしたしねぇ…。」
「嫌なわけないです!!
私っ!!柚樹さんも義慈さんもカナエさんも
ずっと一緒がいいし、大好きですっ!!!」
だから今は茶化すように伝えよう。
柚「それだけで僕も皆も満足なんだよ。
が笑って生きていれば幸せなんだ。」
どれだけ愛しているか。どれだけ今幸せか。言葉と、それから行動で伝えてあげよう。
「ゆ、柚樹…さん?」
柚『これくらいは良いでしょう?
強烈なお預けくらったんだ、ご褒美…下さいよ。』
ずっと、この唇が欲しいと思っていた。
「………っ…んっ。」
柚『…ほら、もう少し力を抜いて下さい…。』
手に入らないと思っていたのに、今は自分の腕の中にいて、唇を重ねている。
柚『……。(……愛しい…なぁ。)』
「……っ…んっ…。」
頭を撫でても力が抜けず、ソレがあまりにも可愛らしくて、柚樹はの唇を解放してから両頬を包み込んで、お気に入りの瞳を覗き込んだ。