【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第28章 幸せな日常
「…た、例えば今日のだって。
私……しのぶとカナエさんの時は…その。
…押し倒してヘロヘロにさせてました。
触っていいよっていうから……我慢できなくて。」
柚「…………な、何でそれ暴露したんだい?」
「…男として見られたいなんて言うから……。」
柚「……うーん。ごめんよ僕が悪かった。」
の謎の暴露にお互い何となく気恥ずかしくなり、拗ねるのも大人げないな、と何時もの顔に戻り微笑む柚樹には困った様に笑った。
「……でも本当に綺麗なんですよ柚樹さんは。
色っぽくて格好良よくて…男らしくて綺麗です。」
男らしくかっこいい。そんなことは大前提で目の前の柚樹が綺麗なのも事実なのだ。そんな褒めちぎる様なの言葉を聞いた柚樹は照れ隠しのように机に置いてある血圧計に手を伸ばした。
柚「これ以上拗ねてたら大人げないですね。
……何度も悪いんですが、血圧…確認しますよ。」
身体の様子を数値で知る為に今出来るのは血圧を測ることくらい。先程頭痛も訴えていたし、念の為確認しようと腕にゴムを巻き付けていると、が不安そうな声色で柚樹に問いかけた。
「………柚樹さん?あの。」
柚「ん?…なんだいそんな不安そうな顔をして。」
カチャカチャ。と器具を準備しながら柚樹が返答すると、ソレから数秒空けてはポソポソと話し出した。
「柚樹さんは…いいんですか?
私……ちんちくりんですよ?」
普通ではないこの関係。弟子達とは話し合って決めた事だが、飛び込むように入ってきた柚樹達は本当の意味で納得しているのだろうか。
そして、柚樹は自分が相手で本当良いのだろうか。
こんなの、あんまりにも贅沢過ぎて自分には少々荷が重い。そんなに柚樹は目を細めた。