第28章 幸せな日常

柚『……どうするんですか、僕のコレ。』


血圧も、問題なさそうだ。もあの状態で起きているよりもある意味良いだろう。残る問題は自分の上向きになっている竿だけだ。と柚樹は自分との衣服を整えながらまたため息をついた。




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義「おい……え！？生きてるか！？」

柚『大丈夫ですよ、そんなヘマしません。』

義「………あぁ、寝ただけか、良かった。
良かったけど……どうやって寝かせたんだ？」


一刻後、予定通り現れた義慈の問いかけに柚樹はこれでもかと渋い顔をして不服そうに答えた。


柚「突っ込んだら気絶してそのまま寝ました。」

義「………なんだよそれ。」

柚「………滅茶苦茶助平でしたよ。」

義「いいとこ取りじゃねぇかよ。」

柚「……1ミリも動いてないので苦行ですよ。
本当苦行。…なんなんですか拷問ですかコレは。」

義「…………静かに怒るなよ…仕方ねぇだろ。
あの3人よりマシだ。本当に可哀想だ。」


まあ、確かに。あの悲惨な状況よりは幾分マシかと。柚樹は何回目かの血圧を計りだした。