【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第28章 幸せな日常
カ し「「……あ、いや。…本当に御免なさい。」」
柚「………え…どうすればいいんですかコレ。」
義「状態が悲惨すぎて欠片も唆らねぇ…。」
流石の胡蝶姉妹もこの惨状には頭を下げるしかない。一体ココから俺達はどうすればいいんだと呆然とする柚樹と義慈にカナエは申し訳なさそうにこれからの処置を伝え始めた。
カ「…け、血圧を今のうちに測って下さい。
…柚樹さんは理屈…解っていますよね?」
柚「…あ、あぁ。要は急激に血圧をあげさせず。
………あと……2時間か大丈夫。………だろうか。」
義「……様子的に…接吻してりゃ…大人し……。
いや、あんな握られたくねぇな…流石に。」
し「(後で皆に甘味でも買ってあげましょう…。
申し訳なさすぎて心が痛いです、私。)」
さあ、どうするか。と悩んでいる2人の元へ、死にそうな顔をした実弥が__ヨロヨロと近づいた。
実「あの……俺…もういいっすか?」
もう勘弁してくれと、目で訴える実弥を義慈が可哀想に…。と撫でながら、ココに来てからどうしても気になっていた疑問を実弥に問いかけた。
義「……よ…よく頑張った…。もういいぞ。
……ただ、何故か自分を縛ろうとしてる
杏寿郎をどうにか、回収してくれ。
あいつが1番意味がわからなくて怖い。」
実「…接吻を見たくも聞きたくもないけど
役目的に逃げられないから…らしいですよ。」
成程、そういう事か。それにしても意味不明だな。と実弥に心底同情していると、理由を告げた実弥は杏寿郎の元へヨロヨロと近づいて_ガっ。と後ろ襟を掴むと__ズルズル。と引きずって扉へ向かいだした。