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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第10章 師範の気持ちと最強武器




「……守ることが、私の今の意味なんです。」
(それを否定しないで欲しい。)


そう自信なさげに下を向くの髪を掴み
グッと前を向かせる。


義『想像しろ!!鬼舞辻無惨と12鬼月が並び
他の者がそれに対峙してる姿を!!!!!』

乱暴な行動と怒号に目を見開く。

義『わかるだろ!!!
その時が鬼殺隊としてのお前の
1番の使い所なんだよ!!!』

「分かっていますよ!そんなこと!!!!」


グッと下唇を噛み拳を握る。

理解をしているが、その言い方が嫌だったのだ。
肩を並べて戦うのが支心流では無かったのか?
こんなの………、全然違うじゃないか。


義『お前が今考えてる事は分かってる。
だからこそ、なんだぞ。』

掴んでいた髪を離し優しく整えてやる。


柚『最後の最も苦しい戦いの時にこそ、
貴方は皆と方を並べ戦うべき人間なんですよ。』

寄り添うことばかりに重点を置きすぎて
本来の目的を見失ってはいけません。

わかりますね?と何時もの様に柚樹が聞いてくる。
しかしは頑なに返事をしない。

困りましたねぇ。と柚樹が首を捻ると
義慈が大きなため息をついた。


義『俺の言い方が悪かった。
単純に生き残って欲しいんだよ、俺たちは。』

「……。」

義『きっと来る最後の戦いの時ですら、
本当は役に立っちまうお前を行かせたくないんだよ。』

「散々、鬼殺隊の武器だ何だ言ったくせに。」

義『それは事実だ。鬼殺隊としての俺の意見は
そうだ。お前も鬼殺隊として柱と同等な戦力を失うのがどれだけの損失か分かるだろ?』

「はい…………。」

義『けどな、人としての心は違うんだぞ。
お前が例えば弱くても、俺は戦力の為に誰かを身を呈して守れなんて言いたくねぇし、思わねぇ。』

横から 柚樹が僕もだよ。と微笑み背中を撫でる。



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