【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第28章 幸せな日常
義『人ってのは、硝子みてぇに壊れやすい。』
その言葉には顔を上げた。
目の前の義慈は真っ直ぐを見つめて、決意を込めたような声色で淡々と話し出す。
義『けど、割らなけやりゃ
半永久的に綺麗なままなんだ。』
そう言ってから義慈は__トンっ、との心臓の辺りを指さすように優しくつつく。
義『人の想いも…にも似てんだろ?
だから俺はに硝子の贈り物をするんだ。』
__スっ。と頬に移動した手をまるで猫でも撫でるかのように優しく滑らせる。
義『壊れやすいお前が壊れねぇ様に。
ちゃんと大事にして…それから……んー。』
__ぷにっと、の頬をつまんだ義慈は照れ隠しの様に困り顔で笑っている。
義『……似合わねぇよな。
けど、そんな事言いたくなるくらい大事なんだ。
絶対、壊れんじゃねぇぞ。何でもしてやるから。』
何となく気恥しいのだろう。そう言いきった義慈はを引き寄せて腕の中にしまい込む。