【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第28章 幸せな日常
柚「ふふ、本当らしいよね。
それを見て、この子には絶対に敵わないから
せめて傍で力の糧になろうって思ったんだって。」
あの時、の言葉に何故か涙を流したカナエは、圧倒的な”力量の差”を痛い程感じ取った。
実「それもそれで、かっこいいですね。」
悔しそうにそう呟いた実弥は自分と比べたのだろう。
との力量の差は自分でも嫌という程知っているが、適わないと思う度勝ちたいと思い、理解をしている癖に冷静にソレを認めようとはしない自分が何ともガキ臭く思えてしまう。
柚「カナエは特別心が綺麗だから。
嫉妬とかそういう気持ちの前に どうやれば
この人の為になるのかって思えたんだろうね。」
冷静に判断して、自分に出来る最善を選択したカナエに実弥はまた悔しさを感じた。
柚「ちゃんの隣なら しのぶ も大丈夫です。後はちゃんが挫けないように自分も
隣で支えられる様になろうと思います。って
そう告げてからカナエも見違える程強くなった。」
そして、人を信じる事が出来る素直なカナエはその最善を尽くしたからこそ、今、見違える様に強くなったのだろう。
柚「前は…なんて言うのかな…恨みだけで
何とか動いてた節があったけど。
がそれを簡単に変えちゃったんだよね。」
が簡単に変えてしまった。
その言葉を聞いた実弥は、カナエとは比べることは出来ないが自分にも変化があったと柚樹に告げる。