【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第28章 幸せな日常
実「え、何ですかその話。
ちょっとどうなんですか、ソレ。」
いや、それは気味が悪いというか。人としてズレているのでは無いか?と馬鹿の実弥ですらも片眉を上げた。
そんな様子を見た柚樹は何故か機嫌良さそうで、口角を上げたまま話し続ける。
柚「まあ、ここからだよ。
僕はそれを見て何て心が無いんだろう
と思ってね……酷く残念に思ったんだよ。」
あの時柚樹は、”この子はもしかしたら人の気持ちが分からないのかもしれない。”と絶望に似た落胆をした。
行為自体もえげつなかったが、それについては【 死化粧 】と似たようなものかと理屈がつけられた。
しかし、問題はあの真顔。真剣な表情とは違う、何の感情も持たないようなあの顔が、の心を表している様に柚樹には見えてしまったのだ。
それでも1度面倒を見ると決めたのだから…。と数日を過ごすうちに、それがどうやら違うのだと気がついたらしい。
柚「けど、毎日毎日…手を合わせていてね。
顔色ひとつ変えない癖に一向にソレを
やめなないんだ。毎日毎日……朝晩欠かさず。」