【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第28章 幸せな日常
柚「けど、実弥くんにも分かるんじゃないかい?
初めて会った時と、すごく変わったって。」
柚樹の問に実弥は目線を上にあげ、会ったばかりのと今のを比べてみる。
数秒で柚樹の問への答えは出たのだろう。
観念したかのように、実弥はポソポソと呟いた。
実「………そうですね。何か…初めは笑った顔が
綺麗だと思ったんですけど…今は全部です。
なんて言うんすかね……凄く人間ぽくなりました。」
出会ってすぐのの顔はいつも笑顔だった。
出会ってから共に1ヶ月過ごす間にもどんどん表情豊かになっていく様子に実弥は目を丸くしていた。
1度別れる頃にはだいぶ色んな顔を知れたが、再会してからは更に感情というものを見せてくれるようになった。ソレが実弥はとても嬉しかったのだ。
柚「ふふ、表情がね。今は全部に心があるから。
初めはそれこそ仮面みたいな顔してたんだ。
………強くなることしか考えて無かった。」
それと同じ様に柚樹もの変化に心を揺らしていた。
今では良い思い出だが、出会ってすぐのにはだいぶ困らされたんだ。と柚樹はある日の鍛錬の話をゆったりとした声色で話し出した。