【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第28章 幸せな日常
実「それは良いんですが…そ…そろそろォ…。」
柚「いい機会だ…これが終わるまでは駄目だよ。」
柚樹が現れて既に2刻程度経過しているのだが、実弥は字が汚いから写経をしなさいとずっと正座をさせられていた。
実「……足がァ…。字より………足がァ。」
柚「君は字が上手くなる素質があるのに
短気なのが玉に傷だ。最後までしっかり
気を抜かずに書いてみなさい………。ね?」
柚樹は足が痺れた実弥を気にする様子もなく、さも当たり前の様にそう呟くと__コトッ。と実弥が写経している紙の真横に何かの破片を置いた。
柚「ちゃんと出来たらご褒美にコレあげます。」
実「………え、なんすかそれ。」
柚「が会って直ぐくらいに壊した
家の竈の破片です。……沢山あるんですよ。」
実「うわ、すげェ要らねェ。…………い”っ!?」
正直そんなもの要らない。と怪訝そうに欠片を見つめる実弥の足を柚樹が__ギュッ。と抓る。
痺れた足にその刺激は中々キツい。__ぐぁ。と呻き声を上げる実弥を気にもせず柚樹は不服そうに話し出した。