【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第27章 不安と過去とそれから未来
宇『(あー、可愛い。何コレ。)』
天元は真っ赤な顔で言い訳をするの姿に目じりを下げてから__ツンツン、と優しく唇を突く。
宇「…ほら、ちゅー。してくんねぇの?」
「………う…揶揄わないでよ。」
冷静になったら自分のした”酔ったフリ”が恥ずかしくなってきたのだろう。気まずそうに顔を逸らすの顎を掴んで優しく顔を固定する。
宇「………ほら目…こっち向けよ……な?」
「………っ………んっ。」
甘ったるい口付けをしている屋根の下では__ガヤガヤといつも通りの一同が騒ぎ始めていた。
義「…あ”ー。…ぜってぇ、本人バレてないと
思ってんのが…滅茶苦茶可愛いんだよなぁ!!」
実「………くそ!!結局宇髄に取られたァッ!!」
杏「ははっ!!不死川より宇髄が上手だな!!」
柚「ねぇ、しのぶちゃん…もうちょっと
いいやり方思いついていたでしょう?」
し「…私今は男性陣なら宇髄さん推しですから。
それにしても迫真の演技でしたね。素晴らしい。」
柚「…まあ、今回は役得頂きましたから良しとしましょう……ねぇ、カナエはまだ僕推しかい?」
カ「私は確かに柚樹さん推しなんですが。
眼福に負けちゃったわぁ。綺麗だったなぁ。」
こういう誤魔化しはとことん下手くそなの真意など皆がお見通し。
最早誰がつれさるかを水面下で争っていたのだが、どうやら今回は天元がその役目を勝ち取った様だ。