【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第27章 不安と過去とそれから未来
「ん?…顔はね…すぐ赤くなるんだよ。
このままずーっと呑んで居られるタイプ。」
し「……(何とも…可愛らしい顔ですね…。)」
ほおけるしのぶを撫でながらは目線を上げてポソっと呟いた。
「そう言えば……そのおじさんが私の
理想の人…なのかもなぁ。かっこよかったな。」
きっとその人を思い出しているのだろう。
憂いを帯びた様な顔は赤い頬も手伝ってほんとりと色を帯びている。
宇「……この顔を殴れる気が知れねぇんだけど。
良くんなこと出来んなぁ……。」
「ふふっ、なに、そんな褒めても何も出んよ?」
そっと頬を撫でながら心底不思議そうにした天元に笑いかけていると柚樹がクスクスと笑いだした。
柚「ふふっ。たまに出るその変な喋り方は
その おじさん の名残なんですねぇ……。」
「そうなんですよ、自然に移っちゃって。
どこの訛りなんですかねぇ…。」
時たま出る妙な言葉遣いはどこの訛りだかも分からないが、にとってそのおじさんの言葉は自然と真似をするほど心に残っているのだろう。
そんな事を柚樹と話していると実弥が難しい顔で問いかけてきた。