【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第27章 不安と過去とそれから未来
「おお、しのぶ大号泣じゃないか。」
自分に縋り付くように泣いているしのぶを優しく撫でてやると、しのぶは途切れ途切れに呟いた。
し「何で…そんなに…優しい顔してるんですか。」
「んー、皆が近くにいるからだと思うよ。」
はそう言うとくしゃりと笑う。
「結果的に皆に会えたんだからそれで良いの。
ほら、泣かないでよ。しのぶもお酒呑む?」
し「………あれ、酔ってますか?顔赤いです。」
ほんのり赤い頬に触れながらしのぶが聞くと今度はへにゃっ、と溶けたような笑顔で返事する。