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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第27章 不安と過去とそれから未来






『お前、人殺しなんだってな!!』

『なんだその髪型、お化けみてぇ!!』

『こいつ、公園で水浴びてたぞ。
ほら、水浴び好きなんだろ!!!』

『うわ、こいつ目の上真っ青だ!!
おイワさんみてぇ!!気持ちわりぃ。』



お風呂も入れないから公園で水浴びをして
良く鼻を垂らしていた。

前からあった虐めも”人を殺した”という噂のお陰でエスカレートし、大人は前よりも見て見ぬふりをするようになった。





「……なんか…全部慣れてきちゃったなぁ。」



頭からかけられた水を拭いながらポツリと呟く。

感情はどうやら欠如しないらしいのだが慣れ というものによってそれを回避しようとする事は諦めた。




「本を読んで、身体鍛えて…それでいいよね。
笑ってたら……大丈夫、私ちゃんと人間だ。」




幸いにもそれだけは変わらず出来るし相変わらず 勉強も運動も誰にも負けないしたぶんしっかり人間なんだ。

彼女は”これが日常なんだ。”そう思って生活することにした。


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