【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第27章 不安と過去とそれから未来
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天涯孤独なその黒髪の女性は
これまた一人ぼっちの優しげな男性と結婚して
1人の 女子の赤子を授かりました。
それが私です。
2人はこの時に生まれた命を慈しみましたが
残念なことにこの2人にはお金がありません。
頼るつてもありませんでした。
男性はそれを何とかしようと
ついに あまり良くないところから
多額のお金を借りてしまいました。
それが返せなくなり途方に暮れた2人は
話し合った結果 母が身体を売ることになり
赤子は男性が家で見ることになりました。
男性の”普通の仕事”で賄うには膨れ上がった借金は
返すことが出来なかったのです。
愛する嫁が体を売り自分は赤子の面倒を見るそんな生活に自分を失いかけた男はある人物に相談を持ちかけます。
『何でもするから金を稼がせてくれ!!
子でも何でも売りさばく…何か何かさせてくれ』
その時にはもう この男にとって 赤子 は自分と妻を不幸にした物体でしか無かったのでしょう。それを聞いた男は眉をしかめてこう言いました。
『金は稼がせてやる、お前は地獄を見ればいい。
その赤子にはなんの罪も無いだろう…。
お前達を見守っていたが、そんな考えなら
お前は妻諸共、地獄へ落ちればいいさ。』
そう言って紹介された仕事は薬の売人でした。