【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第9章 その少女、嫌われる恐怖を知る
□異質な私
柚『!?どうしたんだいその怪我!』
救護所の入口から聞きなれた声がしたので
足早に迎えに行くと腕に包帯を巻いたと
それを心配そうに眺める義慈が立っていた。
「技の開発をしていたら
ちょっとドジっちゃいまして。」
えへへと笑う姿に
大事は無さそうでよかった。と
ぎゅっと抱きしめる。
柚樹は珍しく慌てているようだ。
それをベリっと剥がすと
義慈は厳しい顔をした。
義『柚樹、お前はこっち来い。説明する。』
柚『あ、ああ、分かったよ。』
ちゃんと治療受けるんだよ?と
言い残し師範2人は外へと出ていった。
し『!こっちへ!』
「あ、うん!ありがとう!」
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カ『あらあら、これは結構深いわねぇ。』
「やっぱり、結構いってますか。」
カ『あと数ミリで健が切れてたわよ。』
「え、よかった…。」
し『ねぇさん。跡は、残るんですか?』
本来はが気にする所なのだが
本人がまるで興味が無さそうなので
しのぶが変わりにカナエに聞いた。
カ『処置も適切だし、本来は残らない筈なんだけど
何か傷口が特殊でねぇ…。』
「傷口が特殊???」
が聞くとカナエは険しい顔をした。
カ『………普通じゃないのよ。
まるで内側から弾けたみたいな。
ちゃん、これはどうやってついた傷なの?』
どう答えたらいいか…。
少し首を捻ったは、自信なさげに呟いた。
「呼吸の型を使ったら、
なんか弾けたように切れまして…。」
嘘は言っていない。
自分自身もよく分からないのだ。
弐ノ型を使った直後、突然痛みが走り
確認するとぱっくりと切れていたのだ。